500-10 | 案件管理
完成イメージ
案件管理アプリ
- 案件情報を管理するアプリ
アプリの構成
- 商談名をはじめとする案件を管理するための各種フィールドをもつ
1.各フィールドをkrewSheetの一覧に配置する
- krewSheetのデザイン画面で次の項目を配置する
・取引先 ・商談名 ・商談開始日 ・完了予定日 ・最終活動日 ・フェーズ
・金額 ・商談種別 ・確度 ・リードソース ・担当営業 ・次のステップ
2.フェーズが「最終交渉」「商談成立」の場合に背景色を変更する(条件付き書式)
- 「新規ルール」をクリックし、書式ルールの設定を開始する
- 次のように設定する
・範囲:フェーズ
・ルールの種類:指定の値を含むセルだけを書式設定
・ルールの内容:セルの値 次の値に等しい 最終交渉
・書式:「書式ボタン」をクリックし、背景色を黄色に設定
同様の手順でフェーズが「商談成立」の場合についても設定する - 「新規ルール」をクリックし、書式ルールの設定を開始する
- 次のように設定する
・範囲:フェーズ
・ルールの種類:指定の値を含むセルだけを書式設定
・ルールの内容:セルの値 次の値に等しい 商談成立
・書式:「書式ボタン」をクリックし、背景色を黄色に設定
3. 商談種別が「新規」の場合に背景色を変更する(条件付き書式)
商談種別が「新規」の場合にセルの背景を薄い赤に変更する
- 「新規ルール」をクリックし、書式ルールの設定を開始する
- 次のように設定する
・範囲:商談種別
・ルールの種類:指定の値を含むセルだけを書式設定
・ルールの内容:セルの値 次の値に等しい 新規
・書式:「書式」ボタンをクリックし、背景色を薄い赤に設定
4.商談金額の大小を可視化する(条件付き書式)
金額項目にデータバーを設定し、金額の大小が一目で分かるよう設定します。
- 「新規ルール」をクリックし、書式ルールの設定を開始する
- 次のように設定する
・範囲:金額
・ルールの種類:指定の値を含むセルだけを書式設定
・ルールの内容:
― 書式スタイル:データバー
―バーの外観:塗りつぶし単色、水色に設定
ワンポイント
- データバーの長さは、ページ内の他のセルの値との比率を表します。レコードが表示されるページによって、比較する値も変わるため、バーの長さも変化します。
5.商談確度を可視化する
「確度」フィールドにアイコンセットを設定し、指定の値と比較して確度がどのくらいなのか可視化します。
- 「新規ルール」をクリックし、書式ルールの設定を開始する
- 次のように設定する
・範囲:確度(%)
・ルールの種類:指定の値を含むセルだけを書式設定
・ルールの内容:
― 書式スタイル:アイコンセット、アイコンスタイルは矢印のスタイルを選択
―アイコン表示の基準値:
↑:<= 67 パーセント
→:>= 33 パーセント
6.経過日数を計算する
最終活動日(コンタクト日)から当日時点で何日経過しているのか計算します。最終コンタクト日から日数が経ちすぎている場合に、案件フォローを促します。
- 数式フィールドを配置する(左側のフィールドリストの中で黄色で表示されているフィールド)
- 数式フィールドの列設定を開き、次のように数式を設定する
数式:TODAY()-最終活動日
列名を変更する
- 数式フィールドの列設定を開き、列名を「経過日数」に変更する
- 最終活動日の列ヘッダ設定を開き、列名を「コンタクト日」に変更する
7.列ヘッダを設定する
列ヘッダの設定を行います。
- リボンのメニューから「列ヘッダ」をクリックし、設定画面を開く
- 赤枠内のアイコンをクリックし、行を挿入する
- 取引先とその上段を選択した状態で、赤枠内のアイコンをクリックする
設定後の画面
同様の手順でほかの列も上下2段を結合する - コンタクト日と経過日は関連性のある項目であるため、次のように設定する
- コンタクト日と経過日数の上段を選択する
- カスタム列名に「最終コンタクト」と入力する
- 横位置を「中央揃え」に設定する
8.検索パネルを設定する
検索パネルを作成します。条件を手軽に入力して見たいデータがすぐに確認できます。
- リボンのメニュータブを「データ」に切り替える
- 「検索パネルを表示」をクリックした上で、「検索パネル」をクリックして設定画面を開く
- 表示ラベルの位置:上
- 条件:すべての条件を満たす
- 「フィールド」「検索条件」「幅」は次のように設定する
・取引先 次のいずれかと等しい 400
・フェーズ 次のいずれかを含む 220
・確度 ≧(以上) 160
・最終活動日 ≧(以降)
・最終活動日 ≦以前
9.セルを結合する
取引先にセル結合を設定します。同じ取引先で案件が複数発生していることが一目で分かるようになります。
- リボンのメニューを「データ」タブに切り替える
- 「自動結合」をクリックして設定を開始します。
- 設定ダイアログで「取引先」にチェックを付ける
ワンポイント
セル結合は、となり合うセルが同じ値だった場合に結合を行います。例えば、ソート順によっては以下のように同じ取引先同士が隣り合わないことがあります。
同じ取引先に対して必ず結合を行いたい場合には、下準備として結合を行いたいフィールドでソートをかけるとうまく設定できます。ここでは、一覧の設定画面で、取引先を基準にソートしました。
サンプルファイルのダウンロードはこちら
https://download.krew.mescius.jp/study/krewsheet-drill/ks500-10case-management.zip