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  1. Xross

カスタム小計を設定した列や行に条件付き書式を設定する

130-50 | 条件付き書式

完成イメージ

予実管理アプリ

  • 予算と実績を管理するアプリ
  • Xrossモードのピボットビューで拠点・部門単位に集計している
  • 「第1営業部達成率」や「本社達成率」など背景色が設定してある行はカスタム小計機能を使って計算している
    部門:第1営業部、第2営業部、DX推進営業部、ICT支援営業部で登録・集計
    拠点:本社、関西支社、全社で登録・集計

本記事で使用するアプリとビューはこちらの記事で解説している内容と同じです。
https://krewsheet-drill.mescius.jp/entry/drill-budget-category/

アプリの構成

  • 予算と実績が管理できるよう「予実区分」フィールドで区別している
  • 拠点と部門別に集計したいため、各情報が判別できるフィールドを持っている

1. Xrossモードの一覧を設定する

  1. ピボットビューのデザイン画面でビューの設定を行う
    ・行:拠点名、部門名、担当者、予実区分
    ・値:金額
    ・列:予実年月


  2. カスタム小計機能を使い、部門別・拠点別に予算・実績・達成率が計算してある

カスタム小計の詳しい設定が知りたい方はこちらの記事を参照してください。
https://krewsheet-drill.mescius.jp/entry/drill-budget-category/

2. カスタム小計行に条件付き書式を設定する

  1. リボンのメニュー内にある「ルールの管理」をクリックする
  2. 「新規ルール」をクリックする

予算を集計する行の設定

  1. 次のように設定する
    ・範囲:金額
    ・ルールの種類:数式を使用して、書式設定するセルを決定
    ・数式の内容:
    OR(COUNTIF(拠点名,"*予算"),COUNTIF(部門名,"*予算"))
    ・背景色:任意の色に設定 ※ここでは薄い青

ワンポイント

  • 拠点予算の行は「拠点名」と同じ列に、部門予算のタイトルは部門名と同じ列にあるため、数式内では拠点名と部門名を使って指定します。
    OR(COUNTIF(拠点名,"*予算"),COUNTIF(部門名,"*予算"))


  • 数式内でワイルドカード[*]を使うことで、全営業部、全拠点の予算行の設定が一括で行えます。
    OR(COUNTIF(拠点名,"*予算"),COUNTIF(部門名,"*予算"))

実績を集計する行の設定

予算と同様に実績の行の設定も行います。

  1. 次のように設定する
    ・範囲:金額
    ・ルールの種類:数式を使用して、書式設定するセルを決定
    ・数式の内容:
    OR(COUNTIF(拠点名,"*実績"),COUNTIF(部門名,"*実績"))
    ・背景色:任意の色に設定 ※ここでは薄い緑

実績を集計する行の設定

予算と同様に実績の行の設定も行います。

  1. 次のように設定する
    ・範囲:金額
    ・ルールの種類:数式を使用して、書式設定するセルを決定
    ・数式の内容:
    OR(COUNTIF(拠点名,"*達成率"),COUNTIF(部門名,"*達成率"))
    ・背景色:任意の色に設定 ※ここでは薄い緑